もし、パスポートが残存期間不足のまま空港に行ってしまったらどうなるか?
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パスポートの有効期限が切れたり、残存不足の場合は?
飛行機に乗れなくなります・・・つまり、搭乗拒否です。チェックインカウンターで座席番号が書かれている搭乗券を渡されなかったり、破棄されたりします。
航空会社は、搭乗前にその人が入国の条件が整っているか(ビザの有無など)を確認しなければならないため万一、入国条件を満たさない人を乗せてしまうと国から航空会社に罰金を請求する国もあるので、厳重なチェックが行われています。
パスポートの残存期間は旅行の申し込み前に必ずチェック!!!
少なくともその日は出発できなくなります。国によっては、残存期間不足でもビザの緊急発行によりビザ取得後に旅行ができます。
いずれにせよ残存期間が3ヶ月を切る場合は早めにパスポートの更新をおススメします。
有効期限ギリギリの場合は?
乗れます!出発できます!!ギリギリでも入国条件を満たしていれば問題ありません。長いほうが安心するとは思いますが、観光などでの入国する場合は最大滞在日数も限られているケースが多いので有効期限最後の日でも大丈夫です。(心配な場合は利用する航空会社の予約センターか在日大使館の査証部に問い合わせしてみてください。)
では、不足したまま乗り継ぎなどで現地に到着しまった場合は?
入国資格がないため、入国拒否になります。入国ができなので早急に出国する必要があります。そのため、帰りの飛行機の予約を緊急に行うこととなります。さらに出国までの間、監視員や警備員による監視が常時付くことになります。
帰国便は、持っている航空券の日付が変更できればよいのですが、日付変更不可というFIXタイプ航空券の場合、日付変更ができないため新規で航空券を再購入する必要があります。
そのほかに、監視のための警備員費用も請求する国もあるので想像以上の金額が掛かります。(アメリカからの場合、航空券代金が約13万円、警備員費用は1日当たり約2万円)気を付けましょう・・・。