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モバイルバッテリーや電池は、飛行機に持ち込みできますか?

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スマホやWIFIルーターに使用するモバイルバッテリーは機内持込みのみ可能です。

そのほかの乾電池などは機内に持込み出来ますが、一人当たりの個数制限や規制が設定されています。

利用する航空会社や出発地によっては規制が異なる場合があるので注意が必要です。

また、リチウムイオン/金属電池は規制が年々厳しくなり、2018年も変更がありました。(2018年はスマートバゲージ/ラゲージに関する事項)

昨年の情報ではなく、常に最新の情報を確認しておきましょう。

目次

電池の種類と用途、持込み制限の有無について

電池には色々と種類があり、種類によっては規制されている種類があります。

下記の電池種類一覧表を見て、どういった電池が使用されているか調べておきましょう。

なお、本体に内蔵されている電池の種類を、取扱説明書などで確認しておく必要があります。

不明な場合は、飛行機に持ち込む前に製造メーカーまで問い合わせておきましょう。

充電できない-使い切りの電池種類一覧

電池種類主な用途制限の有無
マンガン乾電池時計 、リモコンなど制限なし
アルカリ乾電池おもちゃなど制限なし
アルカリボタン電池万歩計など制限なし
空気亜鉛電池補聴器など制限なし
リチウム金属電池車のリモコン制限有り

充電できる-再利用できる電池一覧

電池種類主な用途制限の有無
鉛蓄電池(液体バッテリー)電動車いす、UPSなど制限有り
ニカド電池コードレス電話など制限なし
ニッケル水素電池電動歯ブラシ、シェーバー制限なし
リチウムイオン電池携帯電話、スマートホンPlayStation Vita Nintendo Switch制限有り

リチウム金属電池の持込み制限 2020年版

リチウム含有量が2gを超える物は持ち込みができません。そのため、大型のリチウム金属電池は機内に持込み出来ません。

例えば大型の「CR23500SE」は1.55gのリチウム含有量があるので、CR23500SEが2本組み合わさった物(組電池)は持込み不可になります。

ほとんどのリチウム金属電池は、制限以内の物になっています。市販されている商品については、過度な心配はいりません。

CR23500SEの安全データシート (SDS)は、こちら

コイン型リチウム金属電池リチウム含有量一覧

(参考データ:製造元により数値多少異なる場合があります)

品番リチウム量(g)メーカー
CR12160.008 Panasonic
CR12160.008 maxell
CR10250.008 Panasonic
CR12160.01 FDK
CR16120.01 Panasonic
CR12200.01 Panasonic
CR12200.011 maxell
CR16160.02 Panasonic
CR12200.02 FDK
CR20120.02 Panasonic
CR16160.02 FDK
CR16160.02 maxell
CR16200.02 Panasonic
CR1620 0.025 maxell
CR16200.03 FDK
CR20160.03 Panasonic
CR24120.03 Panasonic
CR16320.04 FDK
CR16320.04 Panasonic
CR20160.03 FDK
CR20160.03 maxell
CR16320.04 maxell
CR20250.05 FDK
CR20250.05 maxell
CR20250.05 Panasonic
CR20320.07 FDK
CR20320.07 Panasonic
CR20320.07 maxell
CR2032H0.07 maxell
CR23300.08 Panasonic
CR24300.09 FDK
CR30320.15 Panasonic
CR23540.17 Panasonic
CR24500.18 FDK
CR24500.18 Panasonic
CR24770.28 FDK
CR24770.29 Panasonic

主要各メーカーの安全データシート(SDS)へのリンク

パナソニック

FDK

SONY

maxell

リチウム金属電池の医療機器に対する特例

医療機器に使用するリチウム金属電池は、特例でリチウム含有量8g以下の物も、持込みできます。

主にAEDが対象になりますが、「航空輸送非対応(航空法非対応)」というAEDもありますので注意が必要です。

航空輸送非対応というAEDは、使用するリチウム金属電池のリチウム含有量が8gを超えている為、非対応となっています。

持ち込みできるAEDは、「航空法対応AED」という表記になっており、バッテリーのリチウム金属電池のリチウム含有量が8g以下の仕様になっています

リチウムイオン電池の持込み制限 2020年版

モバイルバッテリーに使用されている、リチウムイオンもしくはリチウムイオンポリマー電池は、電池容量による持込み制限と数量の制限があります。

リチウム量による規制ではありませんので、間違えないようにしましょう。

なお、モバイルバッテリーは機内持込みのみ可能です。一般的なモバイルバッテリーの多くは、100Wh以下なので複数個持ち込むことが出来ます

制限ギリギリの物は、プロ仕様のテレビカメラ用バッテリーやプロ仕様のフラッシュシステムバッテリーが該当します。

メーカーでは規制を考慮し、きちんと制限範囲以内で設計しているので容量を超してしまう製品は、ほとんどありません。

電池容量と種類機内持込み受託手荷物数量主な機器
電子機器本体で160Wh以下15個ルンバ、ダイソンなどのコードレス掃除機、ノートパソコンなど

 

※アイコスなどの電子たばこは機内持ち込みのみ

電子機器本体で160Wh超える物××× 
電子機器の予備電池100Wh以下×20個モバイルバッテリーなど、デジカメの予備電池
電子機器予備の予備電池100-160Wh以下×2個プロ用フラッシュシステムPro-B3/B2用LiFeバッテリー(151.8Wh)
電子機器予備の予備電池160Wh超える物××× 
リチウムイオン電池絶縁処理

予備バッテリーには端子カバーもしくは絶縁処理が必要です。絶縁処理は、端子部分にビニールテープを貼れば大丈夫です。

ルンバは、飛行機に持ち込みできますか?

ルンバ 飛行機持ち込み

結論から言うと、ルンバは、機内持ち込み・預け入れのどちらでも持ち込みできます

2018年6月現在販売中のバッテリは、「4462425 iRobot® リチウムイオンバッテリー」と「4419696 iRobot® XLifeバッテリー」の2種類です。

ルンバのバッテリーの仕様は、以下の通りです。

品番電池種類電池仕様(電圧/放電容量/電池容量)機内持ち込み/預け入れ

4462425
リチウムイオン14.4V/3300mAh/48Wh

 

4419696

ニッケル水素14.4V/3000mAh/43Wh

なお、外見が黄色の700/00/500シリーズ用の旧型のバッテリ(80501)も、電池種類は「ニッケル水素電池」です。

いずれも、リチウムイオン電池の持ち込み制限「160Wh」を下回っています。また、ニッケル水素電池は、元々制限対象外ですから、持ち込み可能です。

ルンバの機種確認方法


本体の裏側に表示されている「数字3ケタ」がルンバの機種です。

機種を確認して、使用しているバッテリーがどちらの電池種類か確認しておきましょう。

ルンバ購入時の添付バッテリ一覧

900シリーズ
ルンバ980:リチウムイオン
ルンバ960:リチウムイオン

800シリーズ
ルンバ890:リチウムイオン
ルンバ885:リチウムイオン
ルンバ880:ニッケル水素
ルンバ876:リチウムイオン
ルンバ875:リチウムイオン
ルンバ871:ニッケル水素
ルンバ870:ニッケル水素

700シリーズ
ルンバ780:ニッケル水素
ルンバ770:ニッケル水素
ルンバ760:ニッケル水素

600シリーズ
ルンバ690:リチウムイオン
ルンバ641:リチウムイオン
ルンバ680:リチウムイオン
ルンバ654:ニッケル水素
ルンバ622:ニッケル水素

500シリーズ
ルンバ537J:ニッケル水素
ルンバ527J:ニッケル水素

iQOS(アイコス)・Ploom TECH(プルーム・テック)・glo(グロー)・VAPE等の電子たばこ類は機内持ち込みのみです!

電子たばこ(アイコス、プルーム・テック、グロー、VAPE)を飛行機に持ち込む場合、電池容量に関わらず機内持ち込みになります。

詳細は、別記事をご参照ください。

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リチウムイオン電池の規制は、医療用機器も対象ですか?

医療用の人工呼吸器、AED、ネブライザー、CPAP、酸素濃縮器(POC)、吸引器も電子機器本体に含まれます。従いまして、規制の対象になります

なお、機内で医療用機器の使用するには、機器にFAAなどの航空機内で使用できる承認済み機器であることを証明する番号が必要な場合があります。

番号が不明な場合は、製造メーカーまで問い合わせましょう。

電動車いす用リチウムイオンバッテリーの特例

電動車いす用予備バッテリー(リチウムイオンバッテリー)は、160Whを超え300Wh以下のもの1個のみ機内持込み可能です。(但し、各航空会社の規則が異なる場合があります。)

詳細な内容については、こちらの記事「電動車いすを飛行機に持ち込みできますか?」をご覧ください。

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鉛蓄電池(液体バッテリー)の持込み制限

シールドバッテリー(VRLA:制御弁式)

シールドバッテリー(VRLA:制御弁式)は、電圧と電池容量による持込み制限があります。電圧による制限(12V以下)もありますので注意しましょう。

シールドバッテリーは主に、バイク用やパソコン用のUPS(無停電電源装置)や医療機器の予備バッテリーとしても使用されています。

なお、車で多く使用されている開放型鉛蓄電池(ベント形鉛蓄電池)は、飛行機に一切持ち込みができませんので注意が必要です。

また、医療機器に対する特例処置はありません

人工呼吸器等でシールドバッテリーがオプションで設定されていますが、リチウムイオンバッテリーに変更して持ち込むようにしましょう。

電池容量と種類機内持込み受託手荷物
電子機器本体12V以下 100Wh以下
電子機器本体12V以上 100Wh超える物××
電子機器本体の予備電池 12V以下 100Wh以下
電子機器本体の予備電池 12V以上 100Wh超える物××

電動車いす用鉛蓄電池の特例

電動車いす用液体バッテリーは、車いす本体から取り外し、端子部分に絶縁処理を行うことにより、預け入れ手荷物(受託手荷物)として飛行機に持ち込むことが出来ます。

詳細な内容については、こちらの記事「電動車いすを飛行機に持ち込みできますか?」をご覧ください。

リチウムイオン電池/鉛蓄電池の電池容量の計算方法

リチウムイオン電池容量計算方法

例えばモバイルバッテリーの場合、4,700mAhという表記があります。

出力の電圧欄には、3.7Vとあるので、以下のような計算式で電池容量を求めることが出来ます。

4,700 mAh ÷ 1000 = 4.7 Ah(Ampere hours)
3.7 V x 4.7 Ah = 17.39 Wh

従って、このモバイルバッテリーの電池容量は「17.3Wh」と求められます。

27,000mAhだから機内持ち込み可能という記述は間違いで、Wh単位が基本です。

電動自転車の電池は、飛行機に持ち込みできません!

リチウムイオン電池を使用した、電動アシスト自転車やe-bikeのバッテリーやホバーボードの電池は、電池容量に拘わらず、一切の機内持ち込みや預け入れができません

空港に持って行かないようにしましょう。

スマートバゲージ/ラゲージへの制限が始まりました

IATA(国際航空運送協会)では、電源などを内蔵した手荷物カバンに関するガイドライン(Smart Baggage with Integrated Lithium Batteries and/or Electronics)を発表しました。

IATAガイドラインによると、リチウムイオン/リチウムポリマー電池が内蔵されて、取り外しができない製品は、機内への持ち込みと預かり(受託手荷物)ができないことになりました。

リチウムイオン/リチウムポリマー電池が取り外しできるものは、電池部分を取り出して機内に持ち込む必要があります。

また、持ち込む際の規定は、従来通りの規定(電池容量100Wh以下)のものに限られます。

万が一、持ち込みできない電池やモバイルバッテリーを預けてしまったら?

荷物の保安検査を先に行う空港では、そのときに判明しますので、開封して該当する電池を取り出します。

羽田・成田・関空・新千歳など空港内の別の場所で荷物の検査を行う空港(インラインスクリーニングシステム)では、搭乗口で呼び出しもしくは、開封して電池類は破棄されます。

特に海外では、呼び出しされないまま破棄されることがほとんどで、航空会社も保安検査に拘わる物品の紛失は免責事項になっています。

そのため、航空会社が賠償することはありません。

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